
岡山神社
歴史
岡山神社の創建は貞観年間(859年~877年)と伝えられており、もとは現在の岡山城がある場所に鎮座していました。宇喜多直家が岡山城を築城する際、現在の石関町に遷座され、岡山城の守護神として歴代城主から崇敬されました。
江戸時代には「酒折宮(さかおりぐう)」と称していましたが、明治15年(1882年)に現在の「岡山神社」に改称されました。昭和20年(1945年)の岡山大空襲で多くの建物を焼失しましたが、随神門など一部は焼け残り、戦後に再建されました。
縁起・ご利益
岡山神社の主祭神は、第七代孝霊天皇の皇女である倭迹迹日百襲姫命(やまとととびももそひめのみこと)です。聡明で霊能力が高く、疫病を鎮めたり、謀反を未然に防いだりと、崇神天皇の治世において重要な役割を果たしたとされています。
ご利益としては、以下のようなものが挙げられます。
- 延命長寿
- 商売繁盛
- 学業成就
- 縁結び
- 家内安全
- 病気平癒
- 安産・子授かり
- 交通安全
神社から岡山城の眺望
神社から後楽園・鶴見橋の眺望
御朱印
岡山神社の御朱印は、社務所にて書置きでいただくことができます。日付のみ直書きしていただけるようです。オリジナルの御朱印帳もあり、可愛らしいデザインが人気です。
蚤の市
岡山神社では、春と秋に「岡山神社 蚤の市」が開催されます。境内や旭川河川敷のエンガワ会場には、古道具、雑貨、古本、フード、スイーツ、クラフト作品など、様々なお店が出店し賑わいます。掘り出し物を探しに多くの人が訪れる人気のイベントです。