後楽園は、中国の范文正公の「天下の憂いに先んじて憂い、天下の楽しみ遅れて楽しむ」といういわゆる、「先憂後楽」という精神に基づいて作られていることから、明治4年に「後楽園」と名付けられました。
造られたのは、1700年頃とされ当時は菜園、のちに岡山城の後ろにあることから、「後園」と呼ばれていたようです。
では、後楽園の魅力やお勧めの楽しみ方を見てみましょう。
後楽園の楽しみ方
後楽園は広い庭園です。私のおすすめの楽しみ方はズバリ!ボランティアガイドさんに案内してもらうことです。
ボランティアのガイドさんに案内してもらうと、庭園の中の様々な標本木、昭和20年の空襲で不発の焼夷弾が刺さっていた木など、ちょっとマニアック場所にも案内してくれます。
イヤフォンタイプの音声ガイドの貸し出しもあり、番号順に解説してくれる。
後楽園の見どころ
後楽園はこのおおきな正門から始まります。
中に入ると、こんな感じです。
入って売店の脇を剥けると、タンチョウの檻があります。
毎年 正月には後楽園に放されます。
タンチョウの隣にあるのは取水口。
ここから地下水をくみ上げています。
後楽園が出来た当時は4キロ先から水を引いていたとか・・・
池のほとりをめぐって売店や茶畑があります。
見逃してはいけない場所
この場所は写真スポット流店「りゅうてん」
何年か前に短歌を詠んで遊んだ場所だと習ったのだけど・・
とりあえず一句捻りましょうかw
下の二枚の写真は後楽園で最も有名な場所です。
見つけたら写真に収めてください。
唯心山とそこから見た光景
冬の風物「芝焼」
この写真は唯心山の同じ場所場所から撮影したものです。
春の桜の季節と2月初頭の芝焼の後の光景
後楽園周辺散策のオススメコース
お勧めのコースは駐車場に車を止めて正面入り口から後楽園に入る前に、先に岡山県立博物館を見学してください。
県立博物館とのセットチケットを購入すると便利です。
後楽園には正面入り口と岡山城側の南門があり、後楽園を見終わったら岡山城側に出てそのまま岡山城、林原美術館と見て、帰りには月見橋から南門のほうに曲がりそのまま後楽園の外周を右手に城を見ながら歩くといいでしょう。
風情ある小道を散策して荒手茶寮という老舗の料亭を見ながら後楽園の外周を回ると駐車場に帰ってきます。